副業探しで気になった出来事がありました。なんかこう、ちょっとモヤっとする話。要はグチです。
とりあえず3行で書いてみる
- 良さそうな副業サービスがあった
- 「サポートはありますか?」「トラブルが起きたらどうしたらいいでしょう?」→サービス側「さあ?」
- 無責任なサービスだなと感じたので、様子見
できごと
最近、とある先進技術のイベントに参加し、とあるブースで足が止まりました。
これは一体なんだろうと思っていると、ブースの中の人が出てきました。
「特定の物を所有している人と、それを借りたい人をマッチングするサービスです」とのこと。その物は私も所有しているので、かなり興味を持って話を聞いていました。
ふと思うところがあり「これってどういうサポートがあるんですか?」と聞いた所、その人は「……えっと」と言葉に詰まり。
また「個人間でのサービスですよね。これってトラブルが起きたら相談する先はありますか?」と聞いてみても「いや……えっと、そういうことはちょっと」と、なんだか奥歯に物が詰まったような反応。
とりあえずチラシだけ頂いてきましたが、正直なところ大丈夫かこのサービスと思ったのです。
そのサービスの特徴について
まず、そのサービスは始まってまだ間もないサービスです。なのでユーザー数も少なく、トラブルが起こることを想定していないのではないか、と思いました。
先進的なサービスだからこそ、需要は一定規模で止まってしまう可能性もあります。正直そんなにユーザー数が目に見えて爆発的に増える可能性は少ないのではないかと思いました。
ただ、その一方でそのサービスがやりたいことや考え方には同意できました。たしかにそのサービスが始まったら世界もちょっとは快適になるでしょう。需要があるところにピンポイントでアプローチできれば、爆発的にというのは無理でもある程度知名度のあるサービスになるのではないかと思っています。
正直、そのサービスで実現できることは私も不便だなと思っていたようなことですから、需要はないわけではない。ユーザーが爆発的には増えなくても、きちんとマッチすれば確実に需要のあるサービスなんだろうなと思いました。
どうしても引っかかってしまう、新興サービスの甘い考え
それだけに、応対の悪さはとっても残念、というのが不満でした。特定されたくないのでモヤっと書きましたが、本来それを誰かに渡したり貸すのはリスクがあることなので、どうしても警戒してしまいます。
また、利用が雑だと汚れたり破損したりする可能性があります。なにかトラブルがあったら数年に渡って影響を及ぼす可能性もあるし、そう簡単に手に入れるわけにいかないものなので、どうしても過敏になるんです。
てなわけで、どうしても考えてしまうんですよね。大事な物ですから、おそらくその人が思っている以上に私は思い入れがあるし、おそらく所有者みんなも思い入れがあるんではないでしょうか。
平たくいえば、それだけ大事なものに対してあんまり無責任じゃないかと思ったんです。何だその変な反応は。システム利用料を取るのはシステムを利用してる側としては仕方ないとしても、金だけとってトラブル対応なんかは出来ないというわけか。なんだそれ。
また、そのときに説明してくれた人は大学生でした。意識高い系によくある起業ビジネスみたいなもので、そのビジネスに賛同した大学生と、メインの数人で作っているような小さなサービス。
それで「何かあったら責任取れる?」なんて聞く方もどうかと思いますが、そういう問い合わせに対して「……えっと」なんて言葉に詰まるような無責任な応対もなんだかな、と思いました。
大学生にそこまで求めるほうが酷、というのは、裏返せば「大学生なんかではとても責任取れないだろうよ」という考えでもあります。そんだけリスクのあることをやろうとしているんだってこと、理解してるんでしょうか?
サービスが洗練されたら、また考える
こういう気持ちがあるからこそ、今のところはその副業を始めようという気にはなりません。貸すなんてとてもとても。
ただ、将来的にサービスが洗練されたり、ある程度運営側がしっかり運営してくれる、サポートなどをしっかりしていただけるようになったら、利用しようかな。