ここ数日、在宅ワーク詐欺についての記事をアップし続けています。
(在宅ワークの詐欺、どういうキーワードを使ってる?(在宅ワーク詐欺の特徴と見分け方・その1))
(在宅ワークの詐欺、どうして見分けにくいの?(在宅ワーク詐欺の特徴と見分け方・その2))
(在宅ワークの詐欺、最近の特徴は?(在宅ワーク詐欺の特徴と見分け方・その3))
(在宅ワークの詐欺、怪しいポイントは?(在宅ワーク詐欺の特徴と見分け方・その4))
もともとヤフートップにあるこの記事を読んで、触発されて記事を書いたのです。
消費者庁、在宅ワーク事業者2社に注意喚起を発表 HP作成料等の名目で多額の金銭を支払わせる
なんかこう、真面目に普通に差し障りなくほそぼそと在宅ワークをしている私なんかにとっては、こういう企業はかなり迷惑なもので(;´Д`)
でもね、怪しいところってやっぱりあるんですよ。そして関わっちゃうことってあるんですよね。
こういう時どうやって断ればいいんでしょ? っていうのを書いていこうと思います。
※自己責任で!※
もくじはこちらー
「お金がなくて……」はNG
まず、こう言えばいいだろうと思って、とよくあるのが「お金がなくて」という言い訳。
お金がないと言ったら「それじゃあ仕方ありません」となる詐欺グループもありますが、それよりウワテな詐欺グループだと「じゃあ、ローンがありますよ!」とか「分割払いもできます」とか。中には特定の金融機関に「こちらのこのローンでしたら大丈夫です」なんて勧誘があるところもあります。
それで断れます? 私は「いや、仕事のために借金はできないです」と言うかな。
すると向こうは「借金じゃありませんよ、あなたのための将来の投資です」なんて言ってくるかもしれません。
向こうからすればお金がないなんてことは上手に断る言い訳だと分かっています。なので、そんな言葉に対しての対策は十分準備されているんですよね。あーやだやだ( ´Д`)=3
「結構です!」が一番かな
個人的に効果があると感じたのは「結構です!」でガチャ切りですかね。
余計なことは言わず、勧誘が来たら「結構です」で断る。
もし郵送で何か来たら、受取拒否の手続きをしましょう。これは郵便局のウェブサイトを見ると分かるのですが、付箋紙に「受取拒絶」と書いて自分の名前を書き、印鑑を打ちます。で、それをポストに入れるか、郵便局の窓口に持っていく。それだけでOKです。
また、クロネコや佐川などの荷物の場合は、宅配で持ってきたドライバーに「受取を拒否します」と伝えてください。(佐川急便のウェブサイト、クロネコヤマトのウェブサイト)
何も来ないように個人情報を教えないのが一番なんですけどね。住所や本名などを、ネット上の知らない人・企業に教えないのがベストです。ただ、詐欺ではないところでも、詐欺をしているところでも本名や住所などを聞いてくる事が多いんですよねー。見抜くの難しいです┐(´д`)┌ヤレヤレ
自然と連絡しないよう仕向ける
ちょこっとやってみて「●●を買えば……」なんて話になったら、自然とフェードアウトする事も考えましょう。
在宅ワークの企業の中には、最初からお金を要求せず、少し働いてから何かの出費を請求してくることがあります。こういうところとはできるだけゆっくり、いつの間にか縁が切れているのが良さそう。
なので、自然と連絡を取らなくなるように知恵を絞りましょう。例えば「急に家族が入院することになったので、今後の取引は中止させてください。また余裕ができたら連絡します」と伝えて、その後は一切連絡しないというような感じです。いいんです嘘でも。嘘も方便です(`・ω・´)
無視する(ブッチする・エンガチョする)
在宅ワークの業者なんてのはいくらでもいますので、個人的にはいきなりブッチ(無視、エンガチョなんてのも)してもいいんじゃね? と思わないでもないです。
どうせ向こうも不誠実な詐欺師なんだから。いきなり縁を切ったって問題はありません。むしろ悪縁なんですから、遠慮なく切りましょう(-_-~)ブチッ
一旦保留にして、誰かに相談
もし迷っているなら一旦保留にして、誰かに相談してみましょう。
「迷っていますし金額も大きいので、家の人と相談してみます」とか「いいお話なので、少し考えてみますね」みたいな感じで、一旦保留にしてみましょう。
個人的にはお金を支払わせる在宅ワークはすべて詐欺だと考えています。これまで在宅ワークの業者に1円もお金を払ったことがないので、いろいろとお金がかかるという時点でおかしい。
ただ、それでも信じたいというのなら、身近な人に相談してみましょう。できるだけ冷静な人、信頼できる人に相談するのが良いです。また、複数の人、所属する集団が違う人に相談してみるのも方法ではないかと。例えば会社の人と友人とご近所さん、みたいに違う集団の人達に。
何度も言いますが、私は一回もお金を支払ったことはありません。相談大事(*´・ω・)(・ω・`*)
迷っているなら国民生活センターで調べてみる
迷っている時に調べたいところのひとつに国民生活センターで調べてみるというのもいいでしょう。
これは「独立行政法人 国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp/ncac_index.html)」といって、国民生活のためのいろいろな消費のための情報を集めたり、相談に乗ってくれる専門の機関です。消費生活センターがそれぞれの市区町村にあるのに対して、ここでは全国的な消費生活センターなどを紹介したり、事例を集めたりしています。
また、事例で検索することも出来ます。例えば「在宅ワーク」で検索すると、いろいろな事例が出てきます。こういうのを見て「ほんとうに稼げるんだろうか?」と調べてみましょう。事例に目を通してみると「もしかして……」と思うところが出てくるかもしれません。
ただし、国民生活センターではあくまでも事例を紹介したり、ケーススタディとして紹介するだけ。特定の業者名などは掲載がないので、その点は注意です。それぞれの市区町村の消費者相談センターのサイトであれば事業者名などは掲載されているようなのですが、ネット界隈のことは全国的なので、検索しても出てこないのは仕方ないのかもしれません。
また、なんか気になることがあるのなら、消費生活センターに相談しに行くのも良いでしょう。個人的にはいつか行ってみたいと思っています。|д゚)チラッ
電話がかかってきたら録音、メールは保管しておく
最後に、もし業者から電話やメールがあれば、必ず録音なり保管なりしておきましょう。
在宅ワーク詐欺の中には、電話口やメールで恫喝したり、何度も何度もメールを送ってくるようなところもあります。そういったとき、電話の録音やメールがあると証拠になり、被害を誰かに訴えるときにも効果的です。
家電にもスマホにも録音機能はあるでしょうから、何かに備えて保管しておきましょう。(´・ω・`)